「企画=(柳原可奈子+池上彰)÷2」で特許をとりたい加勇田雄介のブログ

最近「職業マツコ・デラックス」を名乗りはじめました

心底ムカついたので、会社を「編集」する会社、カヤックに転職しました。

一部の方には既にご報告させて頂きましたが、5月末からカヤックへ転職しました。
え!?という反応も多く頂いたのですが、転職の決め手を一言で言うと、「カヤック編集部、発足」というページを立ち上げた、隣の席の12時出社がデフォルトブランディングが、私の中で成立しつつあるスーパー人事(みよっこ)に心底ムカついたから、なのかもしれません。

www.kayac.com

前職で手掛けた「PCスーツ」や、スーパー人事・みよっことPCスーツの施策の一貫で、カヤック内で取り組ませてもらった「サボり方研修」を通じて、編集にはこれまで交わることのなかったモノ同士をつなぐ「磁力」のような側面があって、磁力の結果としてのアウトプットは、必ずしもメディアである必要はないし、寧ろもっとアウトプットの選択肢はあってもいいのではないかと思ってきました。

toyokeizai.net

 

healthcare.itmedia.co.jp

だから、周囲からは「なぜスポーツメーカーのデサントが、サボり方研修やPCスーツを人事制度として提案しているの?」「しかもオウンドメディアの運営をしている部署が」と言われ続けてきましたが、自分の中ではまったく違和感がなく、サボり方研修も人事制度での導入も、編集という磁力を駆使して「ランニングタイツ」と「IT企業」を結びつけた結果のコンテンツという認識です。

そうやって、前職で試行錯誤しながら、一匹狼的にやっていたところに、スーパー人事は会社そのものを「コンテンツ」と捉え、「編集部」という組織を創ってしまった。

「会社の活動そのもの」をコンテンツだと考え、世の中の人に面白がってもらえるものにしたい、という想いが常にありました。
そうすることで、「会社ってそんなことしていいんだ。だったら自分も今まで臆してたことにチャレンジしてみよう。」そんな人を増やしたかったからです。 

 

www.kayac.com

自分が試行錯誤しながらやってきたことを、こうもシンプルに言語化したこと、そして彼の領域である「組織創り」で「編集」を体現してしまうそのセクシーさに、心底ムカつきました。

中2のときの自分だったら、隣の席に置いてある社内履き用のクロックスに鼻くそをべっとりつけいたかもしれません。

昨日も備忘録的にまとめた、自分のNAVERまとめを見ながら、隣でやべーやべー言ってました。アドテクが進化して、やべーと言われたあの瞬間に耳栓の広告が出てきたら、大谷翔平のストレートを遥かに凌駕するスピードで、コンバージョンしたと思います。

matome.naver.jp

 
時効なので言ってしまいますが、彼と前職時代に対談させて頂いた時には、ニコニコしながらも、嫉妬で気が狂いそうになる自分を抑えることに必死でした

www.huffingtonpost.jp

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でも、一方で心の底から彼を尊敬しています。
編集という「技術」を、人事という分野へ「移植する」その発想、移植の大前提となる領域侵犯を是とする組織風土開発の一翼を担っていること、編集部の「会社ってそんなことしていいんだ。だったら自分も今まで臆してたことにチャレンジしてみよう。そんな人を増やしたい」という崇高な理念。


自分が前に出ないと気が済まない、加勇田という人間と30年付き合ってきた中で、他人のぶち上げた構想のスゴさを証明したいと思ったのは、正直なところ、前世の記憶まで遡っても記憶にないかもしれません。


一方で、メディア業界の大先輩の方々が培ってきてくださった編集という崇高な技術が、未だ価値あるものであることを証明するためにも、編集を経営企画、人事、様々な分野に応用して、NEWカヤックというコンテンツを生み出していきたいと思います。


これは超個人的な解釈ですが、カヤックには「プラコレ」という、上場後では初めて設けた子会社があるのですが、極端な話、小会社設立も「編集」という“磁力”の結果のコンテンツという解釈もできると思っています。

toyokeizai.net

それくらいに、編集にはまだまだ可能性があると思っていますし、これすらも編集という解釈が広がった世界を、スーパー人事・みよっこと切り開いていければと思います。
そのために、まずは12時出社ブランディングが、私の脳内で成立した人事を編集せねばと思っている次第です(これが一番難しそう・・・)

www.kayac.com

以上、転職のご報告を兼ねたBLでした┌(┌^o^)┐